経営課題の解決にクラウドサービスの業務ソフトを活用した事例を紹介します。
[事例1]品質管理を強化するため受注から納品まで案件見える化に取組む
- 自動車の介護機器等の特別仕様に対応する機械器具製造の中小企業
- 納入後の品質クレームのため他の納期に影響が発生する状況で、品質管理の強化が課題であった。
- 受注後の社内作業を中心に見直して帳票等の標準化を行い管理面の強化と受注から納品までの案件見える化を行った。
- クラウドサービスの販売管理と会計管理のシステムを導入、請求や入金を含めて案件状態を見える化した。
[事例2]多品種少量で短納期のお客様要望に対応する業務効率化に取組む
- 長年続くメッキ加工専業の中小企業
- お客様要望が、多品種で小ロットで短納期となっていく中で、問合せや変更の対応が負担となっていた。
- お客様の問合せや変更の要望の度に、営業と工場現場の間で何度もやり取りが発生する等、業務の効率化が課題であった。
- 部材購入や品質結果の情報を担当毎にExcelで管理する状況で、データ入力の重複や管理用帳票の作成が負荷になっていた。
- 販売管理と生産管理が一体のクラウドサービスを導入、案件進捗をオンラインで確認することで業務の効率化を図った。
- 製造現場にバーコードを導入して、工程毎の作業結果を簡単に入力できる仕組みとした。
[事例3]トラック運送サービスの月末請求業務の効率化に取組む
- 関東エリアをカバーするBtoBのトラック運送の中小企業
- 運送サービスの請求は、輸送実績を月末で締め、激しい価格競争のためお客様毎の料金体系や請求書式に対応する。
- 担当者は、Excelを駆使して請求業務を行っていたが、事務量拡大で月締め請求の遅延が懸念され、効率化が課題であった。
- クラウドサービスの運送事業者向け総合管理システムを導入、料金テーブルの統合整理と併せて、請求業務の効率化を図った。