クラウドサービスが登場して10年程になり、最近になってクラウドサービスで利用できる業務ソフトが増えています。クラウドサービスの普及と進化に合わせ、クラウドサービスの業務ソフトは、使い易く手頃な料金で利用できるようになっています。中小企業は、これを利用しない手はありません。これまで中小企業が導入したくともできなかった販売管理や生産管理あるいは顧客管理等の業務ソフトが、数千円~数万円程度の月額使用料で利用できるようになっています。
中小企業の現場は大変に多様ですが、クラウドサービスの業務ソフトは、利用企業に応じたカスタマイズが出来ません。最近一部の業務ソフトで、帳票や画面を利用企業に合わせて変更したり、予備データ項目を用意して個別データ要望に対応できるようになっているものもあります。しかし、費用さえかければ要望に合わせて何でもカスタマイズ出来る訳ではありません。
そこで、中小企業の現場に合ったクラウドサービスの業務ソフトを選ぶことが、非常に大事になります。中小企業のクラウドサービス活用やクラウドサービスの業務ソフトを利用する際の、幾つかのポイントを紹介します。